空想の世界に籠る
空想の世界に籠ってはいけないと書いたものの、じつは乙女座には少女のように夢見がちなところがないわけではありません。
心の中のファンタジーを自由に楽しみ、現実社会では成し得ないような乙女な夢を楽しんでいたりします。
しかし、大人になっても空想は残るものの現実的な生活のほうにどんどんウェイトが置かれていきます。
創造力を高めたりイマジネーションを広げるために空想の世界に浸るほうがよい星座もありますが、乙女座の場合、それはあてはまりません。
現実の世界にまで空想を持ち込んだり、空想の世界に浸りすぎるようになると乙女座特有の能力も才能も発揮されにくくなるからです。
夢の世界に戻るのは一時の癒しにしておいて、現実の世界でバリバリ働く方が乙女座らしさや生きがいを見つけやすくなるでしょう。
カリスマを目指す
乙女座でありながら強いカリスマ性を持っている人は大勢いますが、そういった人達の多くは、自らカリスマになろうと思っていなかった可能性があります。
自分の能力を最大限に生かして、コツコツ努力を続けていった結果、その才能に周りが魅了されるということはあっても、実際以上に自分を大きく見せようとしたり、自己表現のために自らカリスマを目指してはいけないのです。
カリスマというのは能力が高いだけでなれるものではなく、独特の強い吸引力がなければなりません。
いくら能力が高くても、乙女座がカリスマになることを目指したなら本来の生き方から外れてしまい、本当の実力を発揮することはできなくなってしまうでしょう。
もしそういった立場を望むなら、超人的な努力を重ねて、専門分野で頂点を極めるしかありません。
素晴らしい仕事をつづけることで、人は自然とついてくるようになるでしょう。
大きすぎる目標設定
勉強をする時も、キャリアアップをのぞむ時でも、常に具体的な目標をたてることが乙女座には重要です。
乙女座にとって、大きすぎる目標や漠然とした願望というのは「絵に描いた餅」にすぎません。
乙女座は、実現可能なことにしか興味をもたない傾向があるので、大志を抱きすぎると自ら設定した目標に負けてしまう可能性があるのです。
とくに若い頃は大きな夢を持ちやすいかもしれません。
もし、実際に大きな仕事をしていたとしても目標は具体的に小さなものを積み上げていくべきでしょう。
ただ漠然と「世界の役に立ちたいなぁ…」なんて大雑把に考えていると、いつまでたっても自分らしい生き方はみつかることはないでしょう。