全体把握とプランニング
効率的に仕事を進めるため全体像を把握した後に、それを細分化していくのが乙女座のやり方です。
俯瞰的に眺めてばかりでは作業に取り掛かれませんし、細部ばかり見ていても効率化は図れません。
さまざまな角度から工夫を凝らしながら仕事を分割して、それをまるでパズルを組み立てるように理解していきます。
その後は、最も効率よく仕事を進められるように実行可能な計画をたてていくでしょう。
いずれの場合も、大きなものから小さなものへと細かくしていき、日々のスケジュールや、時間割にまで落とし込んでいきます。
仕事を進める上で「考える」余地があると時間のロスになると感覚的にわかっているかのようです。
やるべきことをリスト化
計画を日々のスケジュールにまで落とし込んだ後は、やるべきことをさらにリスト化していきます。
忘れずに仕事をこなすためということもありますが、頭で覚えるよりも、メモを残したほうが面倒がないためです。
乙女座の場合、知性は高いのですが、肉体エネルギーはそれほど強いほうではありません。
無茶な仕事を精神力や馬力でどうにかこなしてしまうというタイプではないのです。
体力や気力などのロスを減らしつつ最大限の効果を得るには、まずは頭脳を使って具体化させていったほうが楽なのだ、と感覚的に知っているのかもしれません。
毎日サラリと仕事をしているようにみえて結果をきちんと残すのは、予定通りのことなのです。
最大限に合理化する
外側ではなく内側に向かいやすいエネルギーを持つ乙女座は、少ない燃料で燃費良く走る車のようなものですからムダを嫌います。
最小の努力で、最大の効果を得ようとするのは、乙女座の基本姿勢ともいえるでしょう。
マメに働く乙女座ですが、その性質はじつは怠け者なのかもしれません。
気疲れしてしまうので、めんどくさいことはしたくないのです。
しかし、怠け者だからこそ「どうしたらもっと楽ができるのか?」ということを一生懸命に考えるともいえるでしょう。
合理化を進めることによりムダが減り、管理しやすくなり、収益もあがる。
そうすればもっと楽になり別のことに意識を向けることができる、というのが乙女座の考え方です。
合理化は、知能の高い乙女座にとっての頭の体操のようなものだといえるでしょう。