口先だけの軽薄さ
素敵な人だと思っておつきあいを始めても、実はそれはうわべだけで中味のない人だったとわかると、乙女座の気持ちは離れていってしまうでしょう。
ノリが軽くて一緒にいるだけで楽しければOKという人も世の中にはいますが、乙女座はそういった軽薄なタイプの人がどうしても好きにはなれません。
もし感情的にはまだ好きだとしても、一緒にいるのはムリだと感じてしまうのです。
その軽快さに憧れる部分がまったくないわけではありませんが、付き合う期間が長くなればなるほど人間的な軽薄さにうんざりしてしまうでしょう。
無意味にはしゃぐばかりの恋人を見ていると、なんだか虚しくなって我に返り、突然別れを決めてしまうかもしれません。
人間的にだらしない
潔癖なところがある乙女座ですが、かといって全てが完璧なわけではありません。
掃除もせず部屋がちらかっていたり、不健康な生活になることもあるでしょう。
しかし、それはあくまでも「本当は改善したいけれど今のところはできていないこと」であって、まったく気にせず、だらしなく生きているわけではありません。
実際に出来ているかどうかはさておき、乙女座の本心としてはきちんとした生活をしたいのです。
そのため、もし恋人が本質的にだらしない人だとわかると心から愛することができません。
金銭にルーズだったり、浮気を繰り返したり、働かない怠け者だったりすると、乙女座の忠誠心は消えていきます。
乙女座が愛し尽くしたいと思うのは、その人の中に尊敬できる部分がある場合のみですから、そうでなければ一緒にいる意味はないと考えるでしょう。
愛の安定感がなくなった
不満があったとしても簡単に別れたりはしない乙女座ですが、相手の愛が薄れて、関係が不安定なものになると話は違ってきます。
恋人が自分以外の人やモノに興味を向けるようになり、デートの回数が減ったり、会話が少なくなったりすると不安でしょうがなくなります。
それでもじっと待つほうですが、二人の関係が本格的に不安定なものになると、それ以上はムリに続けようとはしないでしょう。
乙女座は恋人に対して寛容な態度をとることが多いのですが、それに甘えすぎるような人には見切りをつけてしまいます。
結婚をしていれば別ですが、恋人同士の段階ではプラスにならない関係はムダに感じてしまうのです。