協調性はバッチリ
社会のルールに従って、波風をたてることなく生きていきたい乙女座は、協調性をもちながら誰とでも付き合っていけるほうです。
自分の意見を強く主張しすぎることは少ないですし、相手がどんなにクセのあるタイプでもそれなりに受け流すこともできたりします。
社交的で人との交流を積極的に楽しむというよりは、人間関係における礼儀をわきまえているといったほうが近いかもしれません。
不快感をあたえずに人と接するのは社会人としてのマナーであり思いやりだと感じているようです。
協調性をもって人と接することはできますが、実はその本心は複雑で、心の奥ではいろいろな気持ちが渦巻いているでしょう。
観察力が鋭く細かいことも気づいてしまうので、見た目の穏やかさよりはシビアに人を見ていたりします。
好き嫌いはハッキリ区別
乙女座はだれとでも分け隔てなくつきあうほうではありますが、自分の中では好き嫌いをハッキリ分けているほうです。
しかし感情的な好き嫌いで人を判断しているのでなく、
その人物が自分にとってプラスになる人なのか、
一緒にいると心地よく感じられるか、
誠実に向き合ってくれる人かどうか、
危害を加えることはないかなど、冷静な観点で見つめています。
乙女座が人を嫌う場合は「フィーリングが合わない」とか「なんとなく気に入らない」ということは少なく、それ相当の理由があるのです。
嫌いな人に対しても自分がいやがっている態度をほとんど見せないので、相手はあまり気がつかないかもしれません。
とりあえずは自分の頭の中で区別しておくだけでOKで、危害を加えてこない限り、あえて相手に伝えることはないでしょう。
本心は晒さない
ものごとを判断する時に乙女座が大切にしていることは理性的であることです。
もちろん感情的になることもありますが、その勢いで決断したり結論を出してしまうことは少ないでしょう。
とくに人間関係では意識的に冷静でいることを心がけているようなところがあり、相手に流されないように気をつけています。
それもこれも、相手の言葉を鵜呑みにせず冷静な判断を下すため。
慎重に相手の態度や言葉を分析して、その人の本心を探りたいと考えているようです。
自分自身も本心を晒すことはほとんどなく、心から信用する人にしか本当の気持ちを見せることはないでしょう。
乙女座は人間関係に対して割り切った感覚を持っていて「分かりあえるはず」ではなく、「分かりあうのはむずかしい」という観点からスタートしていくのが特徴です。